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日銀と北朝鮮が円安を誘発 [FX日記]

5日は、西村日銀副総裁のコメント、北朝鮮のロケット発射の憶測が嫌気をさされ、急激な円売り上昇を見せました。米ドル/円は25銭以上、ユーロ/円は50銭近い円安になっています。

オーストラリアの第3四半期GDP(9時30分)は予想を下回る前期比0.5%増、前年同期比3.1%増となりました。中国の11月HSBC非製造業PMIも52.1と前月の53.5を下回る数値を見せ、豪ドル/円の上昇を少し抑制しました。

ユーロ圏の10月小売売上高、アメリカの11月ADP全国雇用者数も予想を下回りました。しかし円高下落はほとんどなく、クロス円を中心に底堅い動きで推移しています。チャートは力強い上昇トレンドを築きつつあります。

ただしヨーロッパ経済に回復の兆しがまだまだ見えません。各国指標はもとより、イギリスは2013年の経済成長率を2%から1.2%に引き下げました。イギリスは利下げの観測も出ており、先行きに不安が見え隠れします。


■上昇トレンドは本物?偽者?

6日の注目指標は、オーストラリアの11月新規雇用者数・失業率です。さらには21時にBOE政策金利発表、21時45分のユーロ圏金融政策発表も予定しています。特にイギリスの利下げがあるのかどうか注目です。また、アメリカの12/1までの週の新規失業保険申請件数(22時30分)は明日の雇用統計を予想する材料になります。

日本時間の6日6時20分現在、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がギリシャの格付けを「CCC」から「SD」に引き下げました。

中長期的にみて、円安・ユーロ高を支えとする上昇トレンドは本物なのか、それとも数週間で終わるトレンドに過ぎないのか判断が難しいところです。


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