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クロス円が大幅円安 [FX日記]

26日は、ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、フランクフルト、パリ、チューリッヒ、トロント休場、南アフリカ(善意の日)が休場でした。しかし動きがありました。

注目の指標は 日銀金融政策決定会合議事要旨にて、「当座預金残高の超過準備への付利廃止で為替相場に働き掛けも」「物価1%達成までオープンエンド型(無制限、無期限)の緩和継続も」、複数の委員から「為替相場への働き掛けで一段の工夫が必要」、「コミットメントの文言変更が有効」といったコメントが飛び出しており、円安へ誘導する金融緩和の期待。

また、26日深夜、麻生副総理兼財務・金融担当相や甘利明経済再生担当相の金融緩和等に関するコメントを意識してか瞬間的な円安をサポート。ダウ平均株価がやや上げ幅を拡大した流れも少なからず影響している模様で、クロス円は軒並み円安上昇しています。ユーロ/円は113円台、米ドル/円は85円50銭以上をキープしています。ただしVIX指数(恐怖指数)は上昇しており、過度な楽観はできません。


■年末・月末の調整が入る?

27日の注目指標は、アメリカの12/22までの週の新規失業保険申請件数(22時30分)、11月新築住宅販売件数(24時)、12月消費者信頼感指数(24時)などです。

円安トレンドに嫌気がさして、ユーロ/円を中心に、超のつく円高の時期のポジションを損切りする人がまだ増えるかもしれません。買い取引が少しずつ増え、さらなる円安の呼び水となる可能性があります。また昨日のVIX指数を見る限り、円安に対する恐怖感も増しています。急な下落にも要注意です。


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クリスマス休暇が目立つ [FX日記]

25日は、ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、フランクフルト、パリ、チューリッヒ、南ア、トロント、NY(クリスマスデー)です。ヨーロッパ時間・NY時間は市場参加者が今日よりも少なく閑散とするでしょう。注目の指標もありませんでした。

ユーロ/円が小幅下落の後、前日比プラスマイナスゼロ付近まで円安回復するなど、少し目立った動きを見せました。他通貨ペアも似た動きを見せており、時間足を中心に、総じてレンジ内での動きに終始しています。


■休場続く

26日は、ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、フランクフルト、パリ、チューリッヒ、トロント休場、南アフリカ(善意の日)が休場です。各時間ともまんべんなく休場する市場があり、本日も薄商いが見込まれます。

注目の指標は 日銀金融政策決定会合議事要旨(8時50分)、アメリカの10月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比](23時)、12月リッチモンド連銀製造業指数(24時)です。日銀の政策決定会合は、あくまで11月の19・20日分に関する議事要旨となります。ただし、会合にひもづいて要人発言があるかもしれません。薄商いの中、市場を動かす材料になる可能性も捨て切れません。

年明けまで閑散ムードは続きます。利益を出すには、スキャルピング取引を繰り返すのが良いでしょう。無理に取引しないのも一つの手です。この機会に、テクニカル分析の仕方を勉強したり、1年の取引のまとめ・反省をしてみてはいかがでしょうか?


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薄商いでユーロ買いが入る [FX日記]

24日は、東京とNY、さらに香港が休場でした。市場参加者が少なく、ヨーロッパの市場株価が下がりませんでした。そのため円買いの円高下落もあまり起こらず、ユーロ高を誘いました。

調整的なユーロの買い戻し・売りの整理によって、2011年8月30日週の-384枚以来の「売り」取引水準に圧縮されています。つまりユーロを「買う」人が多く、「売る」人が少なくなってきたということです。薄商いのなかでも、ユーロ/円は前日比60銭、ポンド/円は30銭近い円安となっています。

自民党の安部総裁の強気な金融緩和、日銀法改正に関するコメントも円安をサポートしているでしょう。


■クリスマスはさらに休場

25日は、24日よりもさらに休場市場が増えます。ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、フランクフルト、パリ、チューリッヒ、南ア、トロント、NY(クリスマスデー)です。ヨーロッパ時間・NY時間は市場参加者が今日よりも少なく閑散とするでしょう。注目の指標もありません。

少し早い話ですが、2013年についてです。

来年は、ECBの先行き金融緩和観測や欧州の景気後退懸念、イタリアでの総選挙を受けた緊縮財政政権の交代リスク、米欧や中国などの世界減速不安、米国の財政の崖問題、それに伴うリスク回避、米国の指標改善を受けたドル持ち直しなどによりユーロ・ショートの再拡大によるユーロ売りが優勢になるか。

あるいはギリシャ支援を含めた欧州での政策対応の進展や米中の指標回復、日本の自民政権復帰による日銀への緩和圧力、中国での景気刺激策の思惑、アメリカの「財政の崖」問題の解決によるリスク回避の後退などにより、ユーロ・ショートの整理巻き戻しによるユーロ買い戻しが優勢になるか。

来年は両方をにらんだ展開となります。いいかえれば、どちらにも動く可能性をまだ孕んでいるということです。それぞれの内容に関するニュースにはよく目を光らせましょう。


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年末に向け、ややおとなしい値動き [FX日記]

21日は、まず円高調整が入りました。アメリカの「財政の崖」問題について、「共和党はベイナー下院議長の減税延長法案の採決を延期する」と伝わり、進展期待が後退したことがリスク回避的な円買いをサポートしています。日経平均は再び1万円を割っています。

アメリカの11月耐久財受注を中心とした22時30分の各指標がほぼ軒並みポジティブな結果となり、小幅ながら円安を誘いました。

しかしヨーロッパでは、モンティ・イタリア首相は正式に辞任を発表しました(日本時間午前3時30分前後)。週明け以降のユーロ安の材料になるでしょう。

全体的に年明けに向けた閑散ムードが高まってきています。

■東京、NY、休場

24日は、市場は動いているものの、東京とNY、さらに香港が休場です。市場参加者が少ないので、強い動きはないかもしれません。しかしながら、参加者が少ない分、各ファンドの影響力が強まるため投機的な上がり下がりが生じやすいです。取引に参加する方は、理由が分からない上げ下げに注意しましょう。

自民党の安部総裁が、「日銀が次回の金融決定会合で2%の物価目標を導入しなかった場合、日銀法を改正して政策協定を結んでそれを設ける」とコメントしたことをきっかけに、円安をサポートする材料ができています。

このコメントはつまり、日銀の態度がおとなしいままであるなら、日銀のルールを変えてでも政府が介入できる余地を増やして積極的な金融緩和を行なう、とも解釈できます。次回は日銀会合がポジティブでもネガティブでも円安を誘いやすくなるでしょう。

また、ユーロ圏はネガティブな材料が多いです。S&Pがキプロスの格下げを行い、1月の独GFK消費者信頼感が予想を下回ったこと(金曜日発表)、イタリアのモンティ首相の辞任などがユーロ安を誘うかもしれません。時間足では、緩やかな下り坂のトレンドに見えなくもありません。
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「財政の崖」問題どうなる? [FX日記]

20日は、日銀金融政策決定会合にて資産買入等の基金を101兆円に増額することを決めました。また、長期国債買入れを5兆円、国庫短期証券買入れを5兆円増額しています。発表後はポジティブネタが切れたことなどを意識した円高下落が生じました。

アメリカ時間の各指標は軒並みポジティブな結果を示し、ドル高を誘っています。ユーロ圏の12月消費者信頼感・速報(24時発表)は-26.6という数値を記録しており、ユーロ圏では、消費者レベルで不景気の感触が弱くないようです。

「財政の崖」問題は、「ベイナー下院議長の『第2案』は徒労に終わるだろう」「包括的合意に向けて歩み寄る時間はまだある」といった報道もあり、混沌としています。白川日銀総裁も、記者会見にて「米国の財政の崖が現実になれば日本にも相応の影響」とコメントしており、市場の注目度の高さがうかがえます。


■年末に向かって市場は閑散としていく

21日の注目指標は、アメリカの11月耐久財受注を中心とした22時30分の各指標です。ただしもう、欧米圏ではクリスマス・年末ムードが強く、徐々に市場参加者が少なくなるでしょう。また、今週も円安上昇がクロス円を通じて生じたため、円高下落の小幅調整が入りやすくなると思われます。

各通貨ペアは高値を記録しています。とくにポンド/円は137円台という今年の高値圏で推移しています。週足で見ても天井にきているため、「これは売りだ!」と意気込まないように気をつけましょう。月足を見てください。ポンドの本当の高値は240円台です。まだまだ上昇できる余地がありますので注意してください。他の通貨ペアも日足、週足、のみならず月足まで意識してみましょう。

市場は、年末に向かって閑散としていくので、同じく取引をお休みしていっても良いかもしれません。

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安部総裁が円安を誘う [FX日記]

19日は、自民党を意識した円安上昇が起こりました。安部総裁が「デフレ脱却と円高是正は金融政策だけやれば必要十分でない」「成長産業創出へ規制緩和も必要であればやっていく」とコメントしたことが市場に影響を与えた模様です。ユーロ円は112円50銭台、米ドル/円は84円60銭台を実現しています。ドイツの12月IFO景況指数は予想を上回る102.4という結果も円安をサポートしています。

逆に資源国通貨の豪ドル/円やNZドル/円は、高値の調整下落、米国の貨物大手フェデックスの決算下振れが影響して前日比マイナスを記録しました。「財政の崖」問題について、米大統領が下院議長の「第二案」が通過したら拒否権行使するといった報道もあり、予断を許しません。

■「財政の崖」問題、年内解決は無理?

20日の注目指標は、まず日銀金融政策決定会合です。選挙の結果を踏まえ、日銀がどのような行動を取るのか注目です。失望が起こった場合は円高、追加の金融緩和を行なうと決定した場合は円安になります。他には、イギリスの11月小売売上高指数(18時30分)、アメリカの24時ちょうどの各指標に気をつけましょう。

日銀会合以外の注目は、やはり「財政の崖」問題です。21日にアメリカ議会が休会するため、年内に問題解決を図る時間は非常に限られたものになっています。クロス円は、2012年の1年間を通じてみても高値圏をキープしているものの、この問題の如何によって再び波乱が生じる可能性があります。

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投資家のリスク許容度が増している [FX日記]

18日は、アメリカ時間まで緩やかな動きを見せていました。が、20~23時あたりからユーロ/円を中心に前日比プラスの円安上昇が起こりました。ユーロ/円は111円台、豪ドル/円は88円台後半の値になっています。

長い目で見て、ユーロ・米ドルを中心に、投資家のリスク許容度が拡大した買いが続いている模様です。しかしながら、スペインの銀行の不良債権比率11.2%と過去最高を更新するなど、ユーロ圏の経済回復までの道のりはまだ遠そうです。アメリカの「財政の崖」問題もまだ終わっていません。コンラッド米上院議員が「大統領と下院議長の合意近い」と言う一方、コーカー米上院議員は「財政の崖回避で週末までの合意はない」とコメントしています。

円安になっているのは、欧米の経済が顕著な回復を示してユーロ高・米ドル高になっているからではなく、日本の金融政策や経済悪化の危険性が原因であることを忘れないようにしましょう。

■日銀会合を意識した動きに注意

19日の注目指標は、ドイツの12月IFO景況指数(18時)やイギリスのBOE議事録(18時30分)、アメリカの11月住宅着工件数(22時30分)などです。また、20日の日銀金融政策決定会合も意識した動きがあるかもしれませんので注意しましょう。特に自民党を意識した円安上昇の可能性があります。日銀に対する失望の売りは、明日の政策決定後に生じるかもしれません(または日銀総裁のコメントなどによって急な失望売りが発生するかもしれません)。

豪ドル/円は、88円台後半を記録しています。週足・月足で見て天井付近に来ています。中長期的に見て、レンジ相場を意識した売りが発生するかもしれません。安部の金融政策にサポートされてレンジを突破して90円、100円台を目指すのか注目です。


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調整円高もはじく上昇 [FX日記]

14日はドイツのPMI速報、ユーロ圏の同じく12月PMI速報はネガティブ・ポジティブな結果が入り混じりました。週末ということもあり、調整的な円高下落を19時前後に記録しました。日銀の金融緩和見送りを示唆する報道も影響した模様です。

しかしすぐに上昇回復しています。23時15分のアメリカの11月鉱工業生産が予想の前月比0.3%を大幅に上回る1.1%の上昇などを示したこと、日曜日の日本の総選挙への期待などが後押しして前日比プラスでした。

■自民党が圧勝

17日の注目の指標は、アメリカの12月ニューヨーク連銀製造業景気指数(22時30分)、10月対米証券投資 [ネット長期フロー](23時)、10月対米証券投資(23時)などです。19時のユーロ圏10月貿易収支も注目です。

しかしながら、それ以上に注目したいのは自民党の圧勝劇です。ユーロ/円が100円台のころに始まった安部の口先介入的な発言がいよいよ現実のものになろうとしつつあります。月曜日は下窓が開きます。安部の金融緩和発言が続けば、その後も窓埋めの作業が行なわれず、円安上昇がさらに続く可能性もあります。テクニカル指標のパターン形成を破って上げるかもしれません。できるだけリアルタイムに報道・発表される要人発言等に注意して、下手にテクニカル指標にとらわれ過ぎないようにしましょう。大きく下げた場合は、何も強い理由がなければ、買いのチャンスとなるでしょう。

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下げない力強さ [FX日記]

13日は、前日の大幅な円安上昇を調整する円高下落を招くタイミングはありました。しかし持ちこたえるようにしてユーロ高などのサポートが入り、一日を通じてクロス円が前日比プラスになっています。特にユーロ/円は109円台を維持する動きになりました。

EFSF(欧州金融安定ファシリティー)の責任者であるクラウス・レグリング氏が「EFSFはギリシャに3月末までに491億ユーロ供与」、「343億ユーロは直ちに供与する」などとコメント。市場の好感を誘ってユーロ/円の下落を阻止しています。

S&Pがイギリスの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたことを受け、英ポンド/円は円高下落が生じました(それでも前日比プラス)。

また、16日の日本の総選挙が強く意識されている模様です。一日を通じて下げない力強さのある日でした。


■選挙前、最後の買い?

14日の注目指標はドイツのPMI速報(17時30分)、ユーロ圏の同じく12月PMI速報(18時)、アメリカ11月の消費者物価指数など(22時30分)です。23時15分のアメリカの11月鉱工業生産も注目です。

ユーロ/円を中心としたクロス円は、日足でレジスタンスライン付近を維持する動きになっており、どこかのタイミングで下げる可能性はあります。しかし本日の底値は選挙前の最後の買い場になるかもしれません。週末に自民党が選挙で過半数を占める勝利となれば、安部の金融緩和コメントもより現実味のある話になり、来週明けはさらなる円安を実現するでしょう。

2012年、ユーロ/円は100円前後の最低ラインで取引を行っていました。しかし上は160円までありうる通貨です。場合によってはトレンド形成を無視した大幅な動きを見せるかもしれません。材料が材料だけに、日頃の習慣的な動きにとらわれ過ぎないように、特にFXを始めたばかりの方は注意しましょう。

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ユーロのポジティブネタが市場を支配 [FX日記]

11日は、ギリシャに関するポジティブな動向が市場全体に作用しました。ギリシャ財務省が310億ユーロ近いギリシャ国債の買戻しを発表。さらにドイツのZEW景況指数が+6.9と、予想の-11.5を大きく上回りました。これに伴い強いユーロ高を示し、107円40銭まで上昇しました。ユーロ/米ドルも米ドル/円も上昇しています。

さらに12日6時頃、「ドイツとフランスが銀行同盟での妥協で合意に達する見込み」というドイツの新聞報道が出ており、さらなる上昇のきっかけとなるかもしれません。


■銀行同盟・FOMCを意識した動き

12日の注目指標はイギリスの11月失業保険申請件数・11月失業率です(18時30分)。19時のユーロ圏 10月鉱工業生産・季調済の発表(19時)も注意してください。13日の午前3時30分に発表されるFOMCの施策にも注目が集まっています。ツイストオペの期限到来によって追加緩和の協議が見込まれています。

ユーロ圏は銀行同盟に関するドイツ・フランスの妥協案がポジティブな話として受け入れられるでしょう。政府筋やファンドのゴリ押しも考えられますので、108円台も意識した取引を行ってください。

よほど大きいニュースがないかぎり、現在のクロス円の上昇トレンドが崩れることはないと思われます。ただしFOMCに対する期待・失望の動きにだけ注意を。


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