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「財政の崖」問題どうなる? [FX日記]

20日は、日銀金融政策決定会合にて資産買入等の基金を101兆円に増額することを決めました。また、長期国債買入れを5兆円、国庫短期証券買入れを5兆円増額しています。発表後はポジティブネタが切れたことなどを意識した円高下落が生じました。

アメリカ時間の各指標は軒並みポジティブな結果を示し、ドル高を誘っています。ユーロ圏の12月消費者信頼感・速報(24時発表)は-26.6という数値を記録しており、ユーロ圏では、消費者レベルで不景気の感触が弱くないようです。

「財政の崖」問題は、「ベイナー下院議長の『第2案』は徒労に終わるだろう」「包括的合意に向けて歩み寄る時間はまだある」といった報道もあり、混沌としています。白川日銀総裁も、記者会見にて「米国の財政の崖が現実になれば日本にも相応の影響」とコメントしており、市場の注目度の高さがうかがえます。


■年末に向かって市場は閑散としていく

21日の注目指標は、アメリカの11月耐久財受注を中心とした22時30分の各指標です。ただしもう、欧米圏ではクリスマス・年末ムードが強く、徐々に市場参加者が少なくなるでしょう。また、今週も円安上昇がクロス円を通じて生じたため、円高下落の小幅調整が入りやすくなると思われます。

各通貨ペアは高値を記録しています。とくにポンド/円は137円台という今年の高値圏で推移しています。週足で見ても天井にきているため、「これは売りだ!」と意気込まないように気をつけましょう。月足を見てください。ポンドの本当の高値は240円台です。まだまだ上昇できる余地がありますので注意してください。他の通貨ペアも日足、週足、のみならず月足まで意識してみましょう。

市場は、年末に向かって閑散としていくので、同じく取引をお休みしていっても良いかもしれません。

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