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安部総裁が円安を誘う [FX日記]

19日は、自民党を意識した円安上昇が起こりました。安部総裁が「デフレ脱却と円高是正は金融政策だけやれば必要十分でない」「成長産業創出へ規制緩和も必要であればやっていく」とコメントしたことが市場に影響を与えた模様です。ユーロ円は112円50銭台、米ドル/円は84円60銭台を実現しています。ドイツの12月IFO景況指数は予想を上回る102.4という結果も円安をサポートしています。

逆に資源国通貨の豪ドル/円やNZドル/円は、高値の調整下落、米国の貨物大手フェデックスの決算下振れが影響して前日比マイナスを記録しました。「財政の崖」問題について、米大統領が下院議長の「第二案」が通過したら拒否権行使するといった報道もあり、予断を許しません。

■「財政の崖」問題、年内解決は無理?

20日の注目指標は、まず日銀金融政策決定会合です。選挙の結果を踏まえ、日銀がどのような行動を取るのか注目です。失望が起こった場合は円高、追加の金融緩和を行なうと決定した場合は円安になります。他には、イギリスの11月小売売上高指数(18時30分)、アメリカの24時ちょうどの各指標に気をつけましょう。

日銀会合以外の注目は、やはり「財政の崖」問題です。21日にアメリカ議会が休会するため、年内に問題解決を図る時間は非常に限られたものになっています。クロス円は、2012年の1年間を通じてみても高値圏をキープしているものの、この問題の如何によって再び波乱が生じる可能性があります。

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