薄商いでユーロ買いが入る [FX日記]
24日は、東京とNY、さらに香港が休場でした。市場参加者が少なく、ヨーロッパの市場株価が下がりませんでした。そのため円買いの円高下落もあまり起こらず、ユーロ高を誘いました。
調整的なユーロの買い戻し・売りの整理によって、2011年8月30日週の-384枚以来の「売り」取引水準に圧縮されています。つまりユーロを「買う」人が多く、「売る」人が少なくなってきたということです。薄商いのなかでも、ユーロ/円は前日比60銭、ポンド/円は30銭近い円安となっています。
自民党の安部総裁の強気な金融緩和、日銀法改正に関するコメントも円安をサポートしているでしょう。
■クリスマスはさらに休場
25日は、24日よりもさらに休場市場が増えます。ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、フランクフルト、パリ、チューリッヒ、南ア、トロント、NY(クリスマスデー)です。ヨーロッパ時間・NY時間は市場参加者が今日よりも少なく閑散とするでしょう。注目の指標もありません。
少し早い話ですが、2013年についてです。
来年は、ECBの先行き金融緩和観測や欧州の景気後退懸念、イタリアでの総選挙を受けた緊縮財政政権の交代リスク、米欧や中国などの世界減速不安、米国の財政の崖問題、それに伴うリスク回避、米国の指標改善を受けたドル持ち直しなどによりユーロ・ショートの再拡大によるユーロ売りが優勢になるか。
あるいはギリシャ支援を含めた欧州での政策対応の進展や米中の指標回復、日本の自民政権復帰による日銀への緩和圧力、中国での景気刺激策の思惑、アメリカの「財政の崖」問題の解決によるリスク回避の後退などにより、ユーロ・ショートの整理巻き戻しによるユーロ買い戻しが優勢になるか。
来年は両方をにらんだ展開となります。いいかえれば、どちらにも動く可能性をまだ孕んでいるということです。それぞれの内容に関するニュースにはよく目を光らせましょう。
人気ブログランキングに参加しています。よろしければ
右のボタンをクリックして応援してください。→→→
調整的なユーロの買い戻し・売りの整理によって、2011年8月30日週の-384枚以来の「売り」取引水準に圧縮されています。つまりユーロを「買う」人が多く、「売る」人が少なくなってきたということです。薄商いのなかでも、ユーロ/円は前日比60銭、ポンド/円は30銭近い円安となっています。
自民党の安部総裁の強気な金融緩和、日銀法改正に関するコメントも円安をサポートしているでしょう。
■クリスマスはさらに休場
25日は、24日よりもさらに休場市場が増えます。ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、フランクフルト、パリ、チューリッヒ、南ア、トロント、NY(クリスマスデー)です。ヨーロッパ時間・NY時間は市場参加者が今日よりも少なく閑散とするでしょう。注目の指標もありません。
少し早い話ですが、2013年についてです。
来年は、ECBの先行き金融緩和観測や欧州の景気後退懸念、イタリアでの総選挙を受けた緊縮財政政権の交代リスク、米欧や中国などの世界減速不安、米国の財政の崖問題、それに伴うリスク回避、米国の指標改善を受けたドル持ち直しなどによりユーロ・ショートの再拡大によるユーロ売りが優勢になるか。
あるいはギリシャ支援を含めた欧州での政策対応の進展や米中の指標回復、日本の自民政権復帰による日銀への緩和圧力、中国での景気刺激策の思惑、アメリカの「財政の崖」問題の解決によるリスク回避の後退などにより、ユーロ・ショートの整理巻き戻しによるユーロ買い戻しが優勢になるか。
来年は両方をにらんだ展開となります。いいかえれば、どちらにも動く可能性をまだ孕んでいるということです。それぞれの内容に関するニュースにはよく目を光らせましょう。
人気ブログランキングに参加しています。よろしければ
右のボタンをクリックして応援してください。→→→
コメント 0