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下落から上昇へ [FX日記]

28日は、最近の急激な円安を調整するような動きになりました。

シカゴ連銀総裁「2013年末まで雇用の大幅増ない可能性」、「失業率6.5%に低下まで事実上のゼロ金利継続を」といったQE3の効果に水を差すような発言もあり、米ドル/円を中心に円高を誘いました。また、ギリシャ問題の一旦の収束から、ポジティブ材料が尽きたこと、投機筋を中心に円が買われ過ぎたことが意識されました。ユーロ/円は105円30銭台、米ドル/円は81円60銭台まで下落しています。

ただし深夜未明になって急な円安上昇が発生。アメリカの「財政の崖」問題について、オバマ大統領のポジティブな発言が功を奏した模様。下がった分だけ回復する上昇を見せています。特にユーロ/ドルが強い戻しになっています。


■月末月初を意識した動きへ

29日の注目指標は、ドイツの11月失業者数・11月失業率(17時55分)、11/24までの週の新規失業保険申請件数(アメリカ、22時30分)です。月末月初に入るため、各国の失業率データが続々発表されます。為替チャートの
乱高下に注意しましょう。来月に発表されるアメリカの雇用統計は、QE3の効果はどうだったのかという効果検証の材料にもなるため、マイナスの結果は市場に大きな影響を与えるでしょう。

今月は円安幅が大きかったため、28日同様、円高調整が入りやすいです。ファンドの動きも牽制して動きましょう。また、ギリシャネタが終わり、12月の日本の選挙やアメリカの「財政の崖」問題の決着が注目され始めています。

クロス円の日足は、1円以上の急激な落ち込みを見せても、いずれも上昇トレンドの途中とみなすことができます。市場は新しい材料を模索している段階なので、どちらに動いてもおかしくない状態と言えるでしょう。


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