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ポジティブな話題、指標結果が多い [FX日記]

29日は、17時55分に発表されたドイツの11月失業率は予想通り、失業者数は予想を上回り5000千人増加にとどまりました。アメリカの11/24までの週の新規失業保険申請件数(22時30分)は、39万3000件と前月より3000件多いネガティブな結果になりました。しかし失業保険継続受給者数は予想より4万人程度少ない328万7000人です。ユーロ/円を中心に円安上昇が起こり、106円台で安定しています。

日本では、自民党総裁の安部が「物価目標2%達成するまで無制限な金融緩和を」「政府と中央銀行が協調してインフレターゲットを作るのが世界の潮流」と発言しており、クロス円の小幅上昇をサポートしました。繰り返されている内容なので、市場への影響力はやや弱くなってきています。

ギリシャ問題については、ムーディーズが「救済措置が行われたとしてもギリシャの債務は持続不可能」「民間保有のギリシャ国債はデフォルトする可能性が高い」といった見解を示しており、今後のギリシャ動向に注目が必要です。


■月末ゴトウ日

30日注目の指標は、まず8時30分の日本10月失業率発表です。次が16時のドイツ10月小売売上高指数、19時のユーロ圏10月失業率発表です。経済協力開発機構(OECD)が11月27日付けで、「スペインの失業率は2013年に26.9%へ上昇する」との見通しも示しており、ユーロ圏の失業率をジリジリ押し上げる可能性があります。ただし下がった場合はポジティブな結果として受け止められ、107円突破もありえるでしょう。

「財政の崖」問題は、クリスマスまでに解決するという議員の声も挙がっており、楽観ムードが漂っています。米ドル/円の上昇を後押しするでしょう。

為替チャートのトレンドは、1時間足以上のもので確認しましょう。昨日と同じく、本日もどちらへ動いてもおかしくはありません。豪ドル/円のみ上昇トレンドが崩れているような形になりつつあります。オーストラリア政府が金利下げを示唆した場合は、ネガティブ材料になりますので気をつけましょう。

急なニュースや安部の口先介入のタイミングに気をつけてください。また、本日は30日のゴトウ日にあたるため、ファンド等の資金移動による乱高下があるかもしれません。特に各市場が始まる時間帯は注意しましょう。



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